車輪の国、向日葵の少女　感想【ネタバレ込】

	--年--月--日｜スポンサー広告｜コメント(-)
	スポンサーサイト

上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

	2013年11月03日｜管理人ﾚﾋﾞｭｰ｜コメント(4)
	車輪の国、向日葵の少女　感想【ネタバレ込】

エロゲの名作って言われている、車輪の国、向日葵の少女を無事終えたので下手くそながら感想を書きます

友人に1年前pspのumd-pgを借りてたので…　てか、1年もかかった

あ、感想の前にですね

パルフェ~ショコラ second brew~ Re-order　　　　パルフェ ~ショコラ second brew~

パルフェってどっち買ったらいいんですか
ゲーム屋に2つあったので　教えてください！

では感想に移ります
まず、このゲームは
１～５章構成のゲームです

あと、私２章までの流れ忘れたので　すいません３章から書きます
いや、２章が１年前にやったもので・・・　いや、なんとなくは覚えてますよ！

森田賢一

この作品の主人公です
特別高等人候補生です
姉大好きのシスコンさん
身体的にも頭脳的にも長けている人間で、最強だと思います
かなり強いですね
そして、面白い

2章

「1日が12時間しかない義務」を持つ少女三ツ廣さち
彼女の更生がこの章での話でした

正直プレイしてる中　私は彼女があまり好きになれませんでした

正直言って更生するまでダメ人間だと思ってます
義務がついた理由も楽してお金を集めるためにギャンブルにはまり借金をしたのが原因だったような…

自分の私利私欲のために洞窟探検に連れて行ったりと…
もう、ね　好きになれませんでした
いや、まぁこの洞窟探検は後に助かることになるんですがね

妹的な存在の

マナ

彼女が売られるというのに何かと理由をつけて絵を書かなかった彼女に対してものすごくイライラしました

ですが、マナが自ら去った時に立ちあがった時はビリっと来ました
正直諦めると思ってたのですが再び立ち上がり絵を書きます

まぁ、普通にエロゲなどではこれで絵が完成し、マナとも再び一緒という終わり方なんでしょうが
このゲームでは絵が結局間に合わなかったという現実が描写されててました

それでもその後さちは絵を書き続けます
いつかマナにもう一度再会するために

3章

『大人になれない義務』を持つ少女大音灯花
この章のメインです
彼女の義務は親権者の命令通りに動かなければ収容所送りにされるという義務です
正直この義務は冤罪に近かったですね

彼女の母

大音京子
この人は灯火の本当の母親ではありません
彼女の本当の母親は問題があると判断され、灯火は京子に引き取られました

この章は
灯火と京子の「親子の絆」でしょうね

まぁ、本当の父親から手紙が来たり電話が来ます

なぜ、京子が引き取ったのかしらない灯火とすれば、お父さんの手紙を読んだり、声聞きたいですよね
ですが、理由を知っている京子はそれをさせませんでした

しかし、次第に灯火の母親に抱く感情が変わってきます
そして、どうしてもお父さんに会いたくなった灯火は町の外に行こうといくのですが検問所にいくのですが出ることが出来ず、事情聴取してる際に逃げ出し、発砲許可すら降りてしまいます

しかし、もうこのときのモリケンときたらかっけええ！！
責任はこちらが持つといい、警官を退け　走り続け灯火を探し　無事一緒に帰ります

この時の帰り際の灯火の「お母さんに悪い子としちゃったなあ」　
少し泣きそうになりました

ですが、ここから京子の態度が異変します

そこで、本当は灯火が京子が親として問題無いと書けば、行われない研修に京子は結果としていくことに
この時の法月の灯火をこちらに引き入れる際の言葉はすごい
私でもこれはマッマを研修にいかしてしまう

これにより「もう子供扱いしないで」「頼らない」といった灯火

母親が研修に連れて行かれる際に

「―――助けて」
頼ってきた。
『私、これから、あんたの助けとかいらないから』
つっぱていた少女の面影は、もう、ない。
おれは、静かに言った。
「まかせろ」

台詞直後のBGMは反則でした

この時のモリケンは本当にかっこいいですね
役人を退けるんですが、その時に南米紛争から生き残ったという薄笑いをするんですが本当にかっこいい
ていうか、お前主人公の顔してねえよ！って思った

ここから、親の子の仲は深まっていきます

普通ならここで終わりハッピーエンドなんでしょうがそこで終わらないのが車輪の国の良さです

ここで、本当の親が灯火を引き取るといいます
そこで、京子さんも本当の親の子になれと諭します

なので、京子の誕生日を最後に笑顔で終わろうとなるのですが
この時にケンイチのした行動がケンイチの過ちです

灯火には火傷があります
それは幼いころに火傷したということになっていましたが、紛争から生き残ったケンイチを誤魔化せませんでした
これは、京子が灯火に対し、虐待をした証

ここで京子のトラウマが出てき、完全に親子の絆は破綻したと思いました
せっかく作った、シチューをぶちまけ、罵詈雑言
そりゃあ、本当の娘じゃないし、京子の気持ちもわからないこともないんですがね

ケンイチも諦めるのですが
ここで出るのが灯火の優しさ

なんどぶちまけられても、まだおかわりあるから・・・
そういい、何度もシチューをつぎ、京子には本当の親に行けと言われます

灯火はここに居るといいます　
確かに本当の子の親になれと命令されましたが、ここに居てはならないとは言われていない

お母さんと一緒に居ることを選んだ灯火

「ここに居てぇ…」　京子さんは泣きながら強く、灯火を抱擁しました
ん～もう、この辺で泣きそうでした

灯火は本当に優しい子だと思います
エロゲのキャラでこんなに優しい子は珍しいというほど優しい　本当に心が優しい子でした

4章

『恋愛ができない義務』をかせられた少女　日向夏咲
彼女の罪は完全に冤罪です
異性に触れることが許されない義務
彼女はしつこく迫ってきた男性にはめられ冤罪を書けられ、拷問で無理やり自分の罪だと認めされたという罪です。
もうこの辺でイラっとしましたね　ふざけていると。

拷問にあった際に男性が苦手になり、昔のような笑顔がなくなり猫背で過ごす夏咲。

更に同級にはいじめられ、寮の大家に性的嫌がらせをされるなど心が麻痺していきます

主人公にとって夏咲は初めてできた友達であり、いじめから助けてくれた友達でした。
変わり果てた夏咲をみて、ケンイチは義務の解消より傷を癒やすことに専念しました。

一緒に過ごす中で、ケンイチは自分が昔初めて友だちになった樋口健であることを告白します
まぁ、戸惑ったりますが、そのおかげで仲良くなっていきます。
それと同時に夏咲はケンイチに好意を抱きます。
『恋愛ができない義務』は異性に触れることは勿論、好きになることすら許されません

ケンちゃんがいるのに触れない　寒い

触れること　それがご法度とわかっていてましたが、ケンイチは夏咲を優しく抱きしめました。

まぁ、ここからがストーリーの盛り上がりです
法月が来るのですが、ここで最後の試験が行われます
これが唯一ケンイチが合格できなかった試験です

法月はケンイチに対し夏咲は好意を抱いているのではないのかと言います
ここで夏咲にケンイチがきらいだと言わせます
感情が篭もるまで何度も…何度も…

もうこの辺は聞いてるだけで辛かった　本当に
最後のほうは夏咲の感情も麻痺してましたし

ここで、義務解消で終われば、いいんですが　終わらない車輪の国

なんと、制服に盗聴器を仕込まれていました
ここで違反を犯したことがバレてしまう

そこでケンイチは自分から触れたと言うのですが

私から触れました
ケンちゃんが大好きだから

今まで、ビクビクしていた夏咲が力強く、法月の前ではっきりと宣言しました

過去の夏咲の笑顔で…

ここで、ケンイチが拘束され　物語は最終章へと繋がる

5章
この話は夏咲を助ける話
夏咲はギロチンで処刑が決まってしまいました
ケンイチは自分の家にいた警官をボコボコにし逃げるんですが、そこで出会うのがかつての親友磯野
磯野は磯野とさちが一緒に作った、過去に作った隠れ家と連れて行きます
この家は過去のモリケンの家です

「力を貸そうか？」

彼女、樋口璃々子はケンイチの義理の姉に当たる存在です
ここからの5章への入り方は卑怯でしょ
『この世に存在を認められない義務』という極刑を与えられています。
これは革命家である、父が国家に違反しており、連座で極刑を当たられます。

基本的に義務の解消はあり得ない。担当の特別高等人を除いて、誰とも話すこと触ることも視線を合わすことも認められず、すべてのコミュニケーションを遮断され、この世にないものとして扱われる。という義務です

まぁ、このおかげでお姉ちゃんを出す伏線をはれたんじゃないですかね
モリケンはよく、「あんた」と発現することがあるのですが、これは私は完全にプレイヤーのことを指すメタ発言と思っていました。

ですが、本当は違いました
姉を指していました。　他のキャラの言動なども繋がる部分があり、本当にすごいトリックだと思いました

ここで鳥肌が立ちましたね、本当

まぁ、5章で驚いたのはやはり

法月は足が悪く無い
ここですね

これが固定概念に囚われた結果といえるんでしょうね

杖を持っているから足が痛いと認識している　
いやあ…すごい

もう少しのところでケンイチはこの固定概念に囚われていたおかげで、詰めを誤り囚われてしまいます

ここでヒロイン＆ケンイチが捕まるんですがねえ
璃々子に対する仕打ちが酷い　
彼女は強そうに見えて本当は体の弱い一人の少女でした
それを知っている法月はあえて、璃々子を選び　何度も殴りつけます
それも死なない程度に　痛い用に

ケンイチは普段から麻薬をやっている描写があります
これが伏線になってるとは私は思っても居ませんでした

麻薬がほしいと、もう豚に成り下がったケンイチ

そして、開放され麻薬を貰えると言われたケンイチ　そして、完全に従順になったと思った法月
これもまた固定概念にとらわれて詰めを誤った結果です

プレイ中に初めて声を出しました
「はぁ？！」と自分でプレイしながら声を出しました

いや、だって　はぁ！？
ケンイチが麻薬と言い吸っていたもの
それがハーブだなんて想像していなかった
要するにブラフです

もう、声になりませんでした
やっぱり、最後にはなんとかするのがモリケンであり最高の主人公です

まぁ、ここからはハッピーエンドへ向かうだけでいいエンドでした

最後のケンイチが崖を登るシーンと姉が叱咤するシーンは感動しましたけど

まとめ

もう、本当にやってよかったと思っています
こちらのゲームをアニメ化しない方がいいとおっしゃった理由が今ならわかりますね
璃々子の下りなども、文章だらこそできる芸当だと思います
このゲームは、主人公がかっこ良く、ヒロイン、法月のとっつぁん、サブキャラ
全て良いキャラをしていたし、いらないキャラが居ませんでした
もっと早くプレイしたかったと今では思っています
本当に名作だと思います
まだ、プレイしていないという方は是非プレイしてください

ところで、プレイされた方はどのキャラが好きですか？
私は璃々子です、圧倒的に
もう可愛い
やばい、マゾではないんですが、あのサドっぽさがたまらない　エロゲキャラで一番好きかもしれない